コラム 選手
天鳳位の麻雀は何が違うのか
Mリーグの
オンライン麻雀
ネット麻雀の
27の指標で比べる
この
- 聴牌の
速さ :鳴かなかった局で、 何巡目に 聴牌したか。 配牌の 向聴数と ツモの 良し悪しを そろえて比べます - 即リーチ率:12巡目までに
聴牌した とき、 その 場で リーチした割合 - ダマ率:同じく、
聴牌しても リーチしなかった割合
そのうえで、
共通点その1:聴牌したら、すぐリーチ
いちばんはっきりしていたのは
| 選手 | 即リーチ率 | 同じシーズンのほかの選手 | 差 |
|---|---|---|---|
| 渡辺太 | 85.7% | 74.6% | +11.2ポイント |
| 朝倉康心 | 77.9% | 67.1% | +11.0ポイント |
シーズンごとの
ここで
| シーズン | 2018-19 | 2020-21 | 2022-23 | 2024-25 | 2026-27 |
|---|---|---|---|---|---|
| リーグの即リーチ率 | 66.6% | 67.4% | 71.3% | 75.3% | 77.6% |
2人は
リーグの
共通点その2:聴牌が早い
配牌の
聴牌の
違わなかったこと
逆に、
- 成績:運を
除いた 推定では、 渡辺選手が 1半荘あたり+1.5pt (49人中4位)、 朝倉選手が +1.1pt (9位)。 2人とも 上位ですが、 90%区間は どちらも 0を またいでいて、 平均との 差は 運の 幅に 収まります - 放銃率:朝倉選手は
低い方から 3番目ですが、 渡辺選手は 平均並みです - 副露率:渡辺選手は
多い 方から 3位ですが、 朝倉選手は 13位で、 2人そろっての 偏りとまでは 言えません - 打点:2人とも
平均よりや や 低めで、 はっきりした 差で はありません
ちなみに
即リーチは得なのか
リーグ全体で
ただし、
まとめ
天鳳位の
- 聴牌したら、
その 場で リーチする (どちらもその 時々の リーグより 約11ポイント高い) - 配牌や
ツモの 良し悪しを そろえても、 聴牌 その ものが早い
どちらも
ネット麻雀の
方法と注意
- 数字は
2018-19シーズン以降の 牌譜から 集計しています。 比較の 相手は、 通算40半荘以上に 出場した 49選手です。 - 2人しかいません。これは
「天鳳位の2人に 何が 共通しているか」の 分析で、 「ネット麻雀出身者は 即リーチが 多い」と いった 一般化は できません。 - 偶然の
可能性 :27の指標を 調べれば、 2人が たまたま そろって 偏る 指標が いく つか 出ます。 49人から 2人を 無作為に 選んだ ときと 比べると、 即リーチ率と 聴牌の 速さは 約2〜3%の 確率でしか 出ない 偏りですが、 調べた 指標の 数で 補正すると、 1つずつでは 統計的に 有意とは 言えません。 一方、 2人それぞれの 即リーチ率の 差 (約11ポイント)は、 選手単位で 見れば 偶然の 揺れ (±3ポイント程度)を 大きく 超えています。 - 聴牌の
速さ は鳴かなかった 局だけで 比べています。 鳴きの 多い 選手は 門前の 局の 性質が 違う 可能性が あり、 副露率とも 相関しています (相関−0.44)。 - 即リーチ率は
「12巡目までに 聴牌した 局の うち、 聴牌した 打牌で リーチした 割合」です。 待ちの 良し悪しや 点数状況は そろえていません。 表の 値は その 選手が 出場した シーズンの 生の 割合です。 選手ページの 即リーチ率は、 リーグ全体の 上昇を ならして 今の リーグ水準に 合わせた 値なので、 表の 値とは 異なります。 - 個々の
数字は渡辺太選手・朝倉康心選手の ページでも 確かめられます。
参考
- 天鳳位の
代数と 獲得者は、 各選手の プロフィール (日本語版Wikipedia 「朝倉康心」 「渡辺太」)と、 天鳳位の 一覧 (麻雀アイテム 「天鳳位一覧」 https://mahjong-item.jp/tenhoi/ )に よります。